Stumpwmを使おうと思ったけどやめた話
先日 http://sourceforge.jp/projects/tilingwm/wiki/FrontPage やらawesomeを使っている友人やらに感化されてタイル型ディスプレイマネージャーを使ってみようとおもった。その中でもStumpwmが(Emacsみたいに)拡張性が高そうで良さそうに感じたのでしばらく軽く使ってみた。そこで起こったいくつかの問題とか思ったことを書いてみる。
日本語入力がうまく行かない -> cjkみたいなimを使わないと生きていけない人の情報が少ない
ibus+mozcをここ何年か使っている。別にibusにこだわりがあるわけではないがとりあえずibusを使ってみようと思ったらどうにも入力ができていない。stumpwmについてはwikiとかに色々な情報があるにはあるが如何せんimを使う文化圏の人の情報が多くなくてibusとかについては調べてもだいぶ古い情報しか見つからなかった。やはり利用者がそれなりにいるor日本語ユーザの書いたドキュメントがある環境でないと辛いなと感じたときでした。(そういえば僕はこんな感じの理由で永らくVine Linuxを使ってましたね。今はArch Linuxを使っていますが。)
Commom Lisp環境についての知識がないとそんなに幸せになれない
僕はLisperではないです。Lisperではないですが、学科の課題でScheme処理系をSchemeで書いたりEmacs Lispの設定を書いたりするくらいにはLispは書けます。Common Lispも昔若干書いたことがあるので書けなくはないです。だからStumpwmを使おうかと思いました。しかしQuicklispとかasdfとかそういったCommon Lispを取り巻く周辺事情については全く知りません。Stumpwmにmoduleを追加したりしようと思ったらどうしてもその辺の知識が必要になるようです。Lisperになりたいなら勿論こういったことを勉強すればいいと思いますが、僕はLisperではなくて結局Unix文化圏の人でLispも書けなくはないくらいの人です。Window Managerを使うためにCommon Lispの世界に足を突っ込むのは割に合うのかと考えてしまった瞬間に僕は colon quit
してgnomeを開きました。gnomeはJavaScriptを知らなくても動きます。
つまり何を思ったか
僕はawkとかCとかbashとかが好きなUnix文化圏の人であってLisp文化圏の人ではない(と思っている)ので慣れない世界のものを中途半端に取り入れるのは辛いなあと。(そのくせEmacsは使ってるんだよなあ…)面白そうではあるのでしっかり時間が取れるときにちゃんと勉強したいなあと。