2018年に使い始めたツール

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2019年になったので、2018年に使い始めたツールを晒してみます。 (この記事は以下のtweetから始まるスレッドの内容をまとめ直したものです。)

Ansible

今更ながらサーバ管理・実験環境構築に使い始めてみました。主な目的は、作業手順を保存しておいて、再現性を出す or ドキュメンテーションの代わりにすることです。少し試してみたころ、sshで普通にログインして環境構築するのと比べてコストがあまり高くないと思います。Qiita等の記事も多いですが、公式ドキュメントが優秀なので情報限には困らないと思います。

Oculus Go

Oculus Goは凄く安いHMDです。スタンドアロンなのでPCを起動しなくても動きますし、Amazonで割と安く買えます。電池持ちがあまり良くないのであまり長時間使えないのが欠点です。大体次の用途で使っています。

標準ブラウザ

3D動画が見れる!!みたいな用途も良いですけど、Amazon Prime VideoとかYouTubeとかが標準ブラウザで普通に見れます。 (註: 今となっては YouTube VRPrime Video VR があるので、これらの用途に標準ブラウザをわざわざ使う必要はないです。) スマホと違って手が疲れることはないという利点はあるものの、夏場はメガネorレンズが曇るという難点があります (HMDを使っていればしょうがない問題ですが) 。

Virtual Book Viewer

Virtual Book Viewer はPDF viewerです。adbなどで事前にPDFをOculus Goに送ると読めます。他にも幾つかPDF viewerはありますが、試してみた中では一番操作性が良いと思います。主に論文を読むのに使っています。

なぜHMDで論文を読むのかという気もしますが、視界に論文と背景以外入らない環境なのでかなり気が散らないです。他にも論文を読みながらスクワットするみたいなことも可能です。これはデバイスそのものの制約でもありますが、解像度があんまり高くないのが難点です。

Virtual Speech

Virtual Speech はVRでプレゼンテーションや面接(?)の練習をするツールです。課金すると色々な機能を使えるみたいですが、課金しなくても聴衆がいるホール等でトークの練習はできます。一人で練習するときにちょっとテンションが上がります。

トークの練習では時間調整もしたいと思いますが、タイマーは自分でstart/stopができないので、部屋に入った直後から話し始めないといけません。また、PDF以外の形式には対応していないです。

Jupyter Notebook

Pythonはほぼ書かないですが可視化ツールとして使っていました。データをplotして可視化した結果を並べて人に見せるときに便利だと思います。Notebook上でガリガリコードを書くのは好きではないです。Python以外にもBashは標準で書けますし、Gnuplotも使えます(https://github.com/has2k1/gnuplot%5Fkernel)。

ROBODoc

ROBODoc は汎用のコード内ドキュメンテーションツールです。C++でDoxygenを使ってきましたが、ROBODocは基本的に言語に依存しないので例えばMakefileやshell scriptにも使えますし、極端な話jsonに対しても使えます。逆にDoxygenみたいに定型の出力に特化した機能は弱いです。

peco

ごく最近 https://qiita.com/G-awa/items/16bc564136b1f596702f で知りました。インタラクティブに何かフィルタリングしたいときに便利そうです。(がまだちゃんと使ったことなし)

SATySFi

SATySFi は型付きの組版処理システムです。これを使って技術書典5に同人誌を書きました。LaTeXと違って型が付いているのでエラーの検出が速かったり、型を見れば大抵使い型が類推できたりします。さらに、実質MLなので自作関数も簡単に書けます。